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付箋を貼っていくのです。図5-9の写真は、そのようにして付箋を使いメン
タルモデルダイアグラムを制作した例です。これはひとりでもできますし、
少人数のグループで行ってもかまいません。
もうひとつ、手始めにシンプルなスプレッドシートを利用するというデー
タ分析法もあります。たとえば図5-10は、インタビューの結果をスプレッ
ドシートで記録した例です。私が以前、慢性疾患に関するプロジェクトの
データ収集に使ったもので、若干手を加えてあります。この方法のおかげで
複数の面接・観察担当者がそれぞれに面接結果を入力することができました。
5.5.2
もっと正式なデータ分析を行う場合は、各回の録音内容のテープ起こしが
必要になります。たとえば60分間の面談なら、テープ起こしのテキストは
30ページ前後になるでしょう。この作業は時間を取るので外注も検討して
みてください。
テープ起こしで出来上がったテキストを精査するには、定性的な分析の
ためのツールを使います。図5-11はそうしたツールのひとつ、MaxQDAの
使用例です。まず各回のテキストをすべてアップロードし(左上)、(テキス
トの構成要素に付ける分類コードとなる)テーマの一覧を作成し(左下)、各
コードをテキストの該当部分に付け(右上)、最後に特定のテーマを選択す
ると、すべての回の結果でそれに該当する部分が抽出され、一覧できます
(右下)。
このようにすべての回の結果のうち、特定のテーマに該当する部分を一度
にまとめて読むことにより、対象の体験について、確固たる根拠に基づいて ...