
196
7
ダイアグラムそのものから直接「答え」が得られるわけではありません。答え
は議論の中から生まれてくるものであり、そのような議論を促す効果がダイ
アグラムにはあるのです。また、ワークショップのファシリテーターである
あなた自身も、その議論を巻き起こす責務を負っています(図7-19)。慎重に
準備を整え、ワークショップで進行役を果たし、終了後も徹底したフォロー
アップ作業を続けるのです。
1.
アラインメントワークショップの計画は、事前に時間的な余裕をたっぷり
取って立てましょう。この計画作業自体を最初の企画案に盛り込んで、最初
期の段階からスケジュール等を決めてください。
ワークショップにはさまざまな部署の関係者に参加してもらいましょう。
これは包括的な活動です。いろいろな部署の人を招き、多様な視点から賛同
してもらい意見を出してもらってください。グループの規模は6人から12人
がもっとも効果的です。規模をこれより大きくすることも不可能ではありま
せんが、進行役は大変になります。
各参加者の役割は次のとおりです。アラインメントワークショップは
人
アーティファクト
工物を生み出す創造的な活動です。
・ファシリテーター──ワークショップの進行役です。ダイアグラムの制
作者がファシリテーターを兼ねられれば理想的です。
・デザイナー──構想中のコンセプトを明確化する上で尽力できるデザイ
ナーやスタッフに参加してもらいましょう。
・テストのモデレーター ...