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5
5.4.2
面談調査を1、2件終えた直後に結果を検討する「成果の取りまとめ」の時
間も予定に組み込んでおきましょう。2人1組で調査に臨んだパートナーと
メモを再確認し合い、回答者が言ったりしたりしたことに対する互いの理解
内容を補い合うのです。もうこの段階で、主要なテーマを抜き出したり浮き
彫りにしたりする作業を始めてかまいません。
面談の直後に回答者の周囲の状況を簡潔に記録しておくというのも有益な
方法です。たとえば回答者の職場で調査を行ったら、そのオフィスの様子を
スケッチしておく、といった具合です。回答者の周囲にあるツールや人
アーティファクト
工物
だけでなく、回答者と同僚たちとのやり取りも描いておきましょう。
とくに担当者が複数いる場合、発見や見解を記録、保存しておけるオン
ライン上のスペースを用意しましょう。たとえばウェブ上のクラウド型
ホワイトボードMURAL(図5-7)では、調査結果を手早く保存するのに最適な
フォーマットが用意されています。こうして調査を行うたびに、現場で撮影
した写真やメモがたまっていくわけですが、すでにこの過程で、これから制
作するダイアグラムの骨格と要素の検討が始まっているとも言えるのです。
5.5
定性的な調査には、普段「暗黙の了解」となっている事柄を浮き彫りにで
きるという明白な利点があります。とはいえ、インタビューで収集したデー
タはそのままでは未整理の状態です。手間暇かけて体系付けるべきメモや記
録の(宝の)山が手元にあるわけです。山が巨大 ...