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章
カスタマージャーニーマップ
CASE STUDY
カスタマージャーニーマッピングの実際
ジム・ティンチャー( ハート・オブ・ザ・カスタマー社、 マッピ ング 制 作 チーフ)
MRI検査を受けに来る患者のロイヤルティを強化し医院からの紹介件
数を増やすための具体的な方法を模索していた米医療サービス大手メリ
ディアンヘルス社が、ハート・オブ・ザ・カスタマー(HotC)社のカスタ
マージャーニーマップの専門家に支援を要請してきました。
その結果、HotC社のマッピング制作チーフであるジム・ティンチャー
とそのチームが、メリディアンヘルス社のマーケティング担当副社長の
クリシー・スコット、およびエクスペリエンスマーケティング部長のト
リア・ダイバートと共に、主要な顧客層(ペルソナ)を複数特定し、それ
ぞれについてカスタマージャーニーマップを制作し、各タイプの患者独
自のニーズを浮き彫りにし、各タイプの患者が医療サービスを受ける体
験の各ステップでどのようなことを考えたり感じたりするかを探ること
になりました。
まずはメリディアンヘルス社の職員から得た意見や情報に基づいて仮
説を立てました。顧客の不満の主因は予約の取りにくさだという意見で
す。しかしジャーニーマッピングではよくあることですが、問題がある
と職員が思っていたタッチポイントが実は顧客に摩擦をもたらしている
箇所ではないことがすぐに明らかになりました。
また、多数の患者に日記をつけてもらって集めたデータと、マッピン
グプロセスの初期の段階で6