
201
7.6
Chris Ertel and Lisa Kay Solomon, “Moments of Impact” (2014)
組織内で効果的な会議を行うための「会議のデザイン」のコツを指南す
る本で、他の出席者と共有する時間を有益な形で構想するのに役立つ情
報やアドバイスが満載です。また、リアルタイムの共同作業の力学に対
する理解が深まり、より効果的なワークショップの運営、開催ができる
ようになります。
Leo Frishberg and Charles Lambdin, “Presumptive Design: Design
Provocations for Innovation” (Morgan Kaufmann, 2015)
従来の市場調査の方法に比べて時間もお金もかからない、新手の手法
「プリザンプティブデザイン(PrD)」を詳細に解説、提案している本
です。デザイン思考の標準的なプロセス──Discover(発見)、Define
(定義)、Design(デザイン)、Deliver(提供)──を重んじてはい
るものの、「初めにデザインありき」で、まずは推測に基づいて作成
した簡略なアーティファクトを被験者に見せ、その反応をその後の作
業の叩き台にするという手法です。この本そのものは「PrDの重要性」
「PrDの原則とリスク」「PrDのプロセスの実行法」の3部構成で、10以
上ものケーススタディを紹介しているため、臨場感も読み応えもある本
になっています。