
220
【継続的サービス改善(改善)】
7ステップ の 改 善プ ロセス
7つのステップで改善活動を推進する
ITIL
改善は、データの測定と分析に基づく論理的な進め方が有効です。
ITIL で紹介されている「7 ステップの改善プロセス」は、この測定を中
心に考えて考案されたプロセスです。
7 ステップの改善プロセスでは「目標の設定」「測定項目の定義」「収
集」「処理」「分析」「提示」「実施」の
7 つのステップで、改善活動を
推進します。
ビジョンや目標を元に、測定項目を洗い出し、データを収集し、集
めたデータを処理し、分析をかけ、分析結果をまとめ、改善策を考え
て実施する。この
7 つのステップを、組織の運用層→戦術層→戦略層
とカスケード(連携)し、運用の現場で取得されたデータを戦略層の
意思決定に活用するために用いられるのが、
7 ステップの改善プロセ
スです。例えば、「インシデント件数の増加に伴い、サービスデスクの
担当者の追加と、電話・メールから
Web フォームへの問い合わせ方式
の変更を社内で検討することになった。ただ、社内システム利用のト
ランザクション量の大幅な増減とそれに伴うサポートコストが不釣り
合いで、サービスデザインレベルの修正は対応しきれないと判断され、
システムのクラウドへの移行が検討されることになった」、これは、運
用レベルのデータが、戦術・戦略レベルの意思決定に正しく活用され
ている例だと言えるでしょう。
〜チェックしてみよう〜
□
ビジョンやSLAの合意目標から分解して測定項目を決めている ...