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IT サービスには、「セキュリティ対策」が欠かせません。企業の IT 部
門は、組織の資産、情報、データだけでなく、
IT サービスそのものが
安心・安全に守られるように管理する必要があります。そのために行
われるのが「情報セキュリティ管理」です。情報セキュリティ管理を
正しく実践するには、まず「情報セキュリティ方針(情報セキュリティ
ポリシー)」を策定します。そしてこれに紐づくルールを決め、社員
(
IT 部門だけでなく事業部門全員)と、関係するサプライヤに対して情
報セキュリティ方針を伝達し、それが実装・運用されるようにします。
さらに、サービスオペレーションのアクセス管理と連携しながら、
情報セキュリティ方針が運用の現場で実行されているかを確認し、必
要に応じて徹底のための訓練を強化したり、環境の変化に合わせて情
報セキュリティ方針を見直したりする必要があります(図
24)。
なお、情報セキュリティ管理では、特にセキュリティの「
CIA」が、
事業の合意されたニーズに対応しているように管理しなければなりま
せん。セキュリティの
CIA と は 、「 Confidentiality(機密性)」「Integrity
(完全性)」「Availability(可用性)」の頭文字を取ったものです。
●Condentiality(機密性)
情報が、知る権限を持つ人々によってのみ閲覧可能で、またそれらの
人々にのみ公開されること。
●Integrity(完全性)
情報が完全かつ正確で、無許可の修正から保護されていること。 ...