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が働いている「細野製作所」は、ぬいぐるみやブリキのロボッ
トの製作から始まった下町のおもちゃ工場です。最近ではソ
フトウェアも組み込んで、メッセージを再生したり動いたりする玩
具用ロボットの製作も手掛けています。その技術力の高さで、小さ
いながらも業界では結構有名な企業で、商品は日本中の玩具店やデ
パートに卸されています。自分の開発した商品が店頭に並ぶ日を夢
見て、今は修業中の身です。
さて、技術力が高いからと言って全てが完璧ではないのが世の常で…。
最近はお客様からのお問い合わせ対応で多忙な日々を送っています。
商品に関する問い合わせは、基本的には販売店舗が対応してくれて
いますが、少し難しくなるとメーカーである細野製作所の技術部に
連絡が回ってきます。特にソフトウェアの組み込みが始まってから
は、販売店舗での対応は難しいため、お問い合わせ、不具合報告、
クレーム、質問、機能追加要望など、様々な連絡が絶え間なく入っ
て来るようになりました。もちろん「メーカー責任」があるので、
一つ一つ丁寧に対応し、顧客の不満と疑問を解消しようと日夜努力
しているのですが、本当にキリがありません。
僕
「はい、もしもし。細野製作所です。はい、はい…。ヤマさん!
ロボット購入のお客様からのお問い合わせです。ロボットの背
面にある液晶パネルに文字が表示されないらしいです」
僕
ITIL
Story
絶え間ない
お問い合わせとの闘い