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Chapter
05
CSI は「Continual Service Improvement」の略で、文字通り「継続
的サービス改善」と訳されます。
例えば、「オリンピックで金メダルを取りたい」というビジョンが
あった場合、そのビジョンを実現するには人並み以上の努力が必要で
すし、長期にわたるモチベーションの維持が必要です。
このような長期的なビジョンを達成するための構造的な手法が「
CSI
アプローチ」です(図 37)。
何らかのビジョンを実現するための構造的な手法に「ビジョニング」
(将来的なイメージ=ビジョンを描き、そのイメージの達成を目指すこ
と)と呼ばれるものがありますが、
CSI アプローチもこのビジョニング
のアプローチを参考に作られています。
課題を管理する「CSI管理表」
ITIL で は「 CSI 管理表」という手法も紹介されています。これは、サー
ビスライフサイクルの全ての段階(サービスストラテジ、サービスデ
ザイン、サービストランジション、サービスオペレーション、継続的
サービス改善)で識別した課題(=改善点)全てを管理する管理台帳
です。
CSI 管理表を用いることで、改善内容や改善理由、規模、優先
度、進捗状況を管理していきます。
CSI 管理表の活用は、全体視野で改善活動を進めていく手法であり、
複数の改善を着実に進めて推進していくという効果があるので、上述
の
CSI アプローチと組み合わせて活用すると良いでしょう。
その他、長期的なビジョンを実現するために求められる施策を以下 ...