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「可用性」は、ITIL では次のように定義されています。
可用性とは「
IT サービスまたはその他の構成アイテムが、必要と
されたときに、合意済みの機能を実行する能力」(出典「
ITIL 用語
および頭字語集」)
要は、「使いたいときにどれくらい使えるかの能力」が可用性だと言
えます。そして、この可用性を管理するのが「可用性管理」です。
なお、可用性は「高ければ高いほど良い」と考える人も多いのです
が、本当はそうではありません。事業にとって本当に必要な
IT サービ
スはどれなのか、その
IT サービスが本当に必要なタイミング(月、曜
日、時間帯)はいつなのか、どれくらい使えていなくてはいけないの
かなどを顧客としっかり話し合い、それに応じた対策を立てることが
重要です。なぜなら、可用性を高めるためには、一般的にはコスト(投
資)がかかるからです。
また、
IT 機器や IT システムの技術的な部分だけの可用性を考えるの
ではなく、使い勝手や、ユーザーが問い合わせをしてきた際の対応な
ども含めた「サービス全体の可用性」を検討しなければなりません(図
20)。そのうえで、適切な可用性計画の立案と実装、運用に入ってか
らの測定とレビュー、改善を繰り返すことが、最適な可用性管理につ
ながります。
〜チェックしてみよう〜
□
ITサービスごとに必要なタイミング(曜日や時間帯)について
顧客と話し合い、
SLA で合意している
□
合意した可用性の目標値を達成するために、システムの二重化
【サービスデザイン(設計)】
可用性管理 ...