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「サービス」の感覚、つまり、「お客様に価値を提供する」という考
え方はついつい忘れがちです。努力していればいるほど、成功を重ね
れば重ねるほど、「自分のしていることは正しいハズ」や「提供してい
る商品やサービスは顧客ニーズにあっていて価値があるハズ」と思い
込んでしまいがちだからです。
しかし、お客様が何をもって価値があると感じるかは、お客様にし
かわかりません。また、お客様の価値観や周りの環境はどんどん変化
していくので、何をもって価値があると感じるかも、刻一刻と変化し
ていきます。したがって、今回の八兵衛さんのように「なるべくお客
様の生の声を聞くようにすること」が、遠回りのようで実は一番の近
道だったりします(図
9)。
もちろん、「あるお客様の意見は例外的なものだった」というケース
もありえます。ですから、なるべく多くのお客様(あるいは重要なお
客様)の意見を聞くことが大事です。
また、お客様の声を元に適切な判断を下すためには、お客様の意見
を確実に収集するだけでなく、蓄積する仕組み作り(活動についての
ルール作りやツールの利用)も大切になります(図
10)。さらに、次
のような施策を着実に実行することで、お客様の求める「価値」を提
供し続けることが可能になるはずです。
〇
顧客志向(=サービス志向)であり続ける
〇
データを「見える化」する
〇
目標を決めて達成できるように軌道修正する(PDCA)
〇
達成度や環境の変化に応じて、さらなる改善を進め続ける( ...