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ここまで解説してきた「サービス」のお話を、ITの環境にあてはめ
てみましょう。
メール、勤怠処理、経費精算、受発注処理、
Web サイトでの情報発
信(ホームページ)、オンラインショッピング…企業も非営利団体も公
共機関も政府組織も、今や
IT を全く使用していない組織はほとんどな
いと言ってもよいでしょう。
彼らは
IT を活用し、これまで以上に効率的かつ効果的にビジネスを
展開したり、活動を推進したりしています。つまり、あらゆる組織に
は自らが達成したい本業(コアビジネス)があり、
IT はそれを成し遂
げるためになくてはならない存在になっているわけです(図
5)。
このように、ビジネスの成功のために、適切な
IT 機能を適切な品質
で提供することを「
IT サービス」と呼びます。
価値あるITサービスを実現するために
価値ある IT サービスを実現するためには、顧客が求める機能(有用
性)を実現するだけではなく、その機能を保証しなければなりません。
そこまでやって、初めて「サービス」と呼べるものになります。
そのためには、まずは保証の要素である「可用性」「キャパシティ」
「継続性」「セキュリティ」の目標について、顧客と合意しなければな
りません(正確には「
IT サービス継続性」と「情報セキュリティ」で
す )。
そして、その合意目標を達成するような
IT サービスを設計して開発
し、日々の運用の中で実際に達成しているかを測定します。足りない
部分は是正して目標を達成する、達成している部分はよりよくできな
いかと改善を検討する。このようにして ...