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「ものづくり大国日本」と言われてきた日本にはメーカーが多く、開
発・販売した商品のサポートという観点で、高品質な「サービス」を
提供している企業が非常に多いです。「おもてなし」という言葉からも
わかるように、相手やお客様の気持ちに立って、喜んでもらえるモノ
やコト(経験や感動)をお届けしようという考え方はまさしく「サー
ビス」マインドであると言えます。
しかし、そのサービスマインドが個々人に委ねられている場合、サー
ビス品質にムラ(ばらつき)が出てしまうので、お客様からすると
「サービス品質が低い」という評価になってしまいます(図
1)。実際、
「対応する人によってサポートの仕方や品質が異なる」「同じ人がサ
ポートしていても、そのときの気分で対応が違う」「改善活動が場当た
り的で一貫性がなく、中長期の展望に基づいた計画的な活動ではない」
というケースは多いようで、このような状態では「組織として」サー
ビスを提供しているとは言えません。
では、このような対応のばらつきは、なぜ起こるのでしょう。原因
としては、以下のようなことが挙げられます。
〇
対応の仕方が決まっていない(個々人に委ねられている)
〇
役割分担が明確ではない
〇
情報やノウハウを共有していない
〇
自転車操業で、現状を認識したり、ましてや将来の目標を設定
したりするような余裕がない
組織として安定的なサービスを提供するのは難しいですが、だから
こそ大切でもあります。そのために必要となるのが、「サービス」を
「管理する」、すなわち「サービスマネジメント」という考え方です。 ...