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本書で何度か紹介しましたが、ITIL は、イギリス政府のIT 部門であ
る中央電算電気通信局(
CCTA)が、内部顧客である政府、そして外部
顧客である国民に対して、価値ある
IT サービスを提供するためのマネ
ジメント方法をまとめたものです。したがって、
ITIL は「企業のIT 部
門が、その所属企業のビジネスに貢献するためのノウハウ」という目
線で読むのが一番理解しやすいでしょう(第
1 〜 4 章の扉ページに記
載した
ITIL のイメージ図も、この観点でまとめられています)。
そして
ITIL では、企業内の IT 部門のことを「ITサービス・プロバイ
ダ」と呼びます
※
。また、別の組織で外部からIT サービスを提供する
組織(つまり
IT 企業)を「外部サービス・プロバイダ」または「サプ
ライヤ」と呼んでいます。
IT サービス・プロバイダとは「内部顧客または外部顧客に IT サー
ビスを提供するサービス・プロバイダ」(出典「
ITIL 用語および頭
字語集」)
IT サービスに「対価を払う人」と「利用する人」は、異なる場合が
あります。したがって、
ITIL では、意図的に表現を分けることがあり
ます。
ITIL では、顧客が「対価を払う人」、ユーザーが「利用する人」
です。顧客とユーザーは混同しがちですので、注意しましょう。
顧客とは「商品やサービスを購入する人。
(中略)
非公式にはユーザー
の意味で使用されることがある」(出典「
ITIL用語および頭字語集」)
【ITILの基本用語】
サ ー ビ ス・プ ロ バ