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各種サービスに対するニーズの量(つまり「需要」)を総合的に把握
して管理することで、より効率的に良いサービスをお客様に提供する
ことができるようになります。これを「需要管理」と呼びます。
需要管理とは、「サービスに対する顧客の需要を把握、予測し、そ
れに影響を及ぼすことを責務とするプロセス」
(出典「
ITIL 用語および頭字語集」)
需要管理では、お客様をいくつかのカテゴリに分け、どのような行
動を取るかなどを予測し、それをサービスに対する需要へと紐づける
などの手法が用いられています。今回のお話で紹介したように、「夏に
この地域を訪れる」というカテゴリの人が「蛍を見に行く」という行
動を取ることを予測し、そういう旅行客に向けたキャンペーンを企画
する、といった具合です(図
5)。
需要管理で「需要」をコントロール?
また、需要を予測できると、その需要に影響を与えることもできる
ようになります。
例えば、イベントを企画して需要を増やしたり、曜日や時期によっ
てキャンペーン内容や金額設定を変えたりして、需要を特定の時期に
集中させる、などの方法が考えられます。
さらに、需要管理が適切に実施できるようになると、その需要予測
に合わせて、サービスやその構成アイテムのキャパシティ(量や大き
さ)や可用性(使いたいときにどれくらい使えるかの能力)を見直す
こともできるようになります。
このように、需要管理には様々なメリットがあるのです。
「需要管理」で
ニーズに応える!
ITIL
解説