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【プロセスを定義する②】
プロセスを洗練させる
ITIL
解説
プロセスを洗練し、理想的なプロセスを作るには、そもそも何のた
めにそのプロセスを実施するか、つまり「目的」を決めておくことが
大切です。
今回のお話のように、お問い合わせへの対応プロセスであれば、目
的は「迅速にお問い合わせを解決すること」となるでしょう。「この目
的のために工夫できることは何だろうか」「今できていないことは何だ
ろうか」と、考えていくと様々なアイデアが出てくるはずです。
例えば今回の例では、以下の
2 つが話題に挙がっていました。
話題①:電話を何でも先輩に転送してしまう人がいる
話題②:忙しいときは、対応するのを忘れてしまうことがある
話題①への対策としては、回答集(
FAQ)を作り、電話を受けた人
が確認・回答できるようにしました。いちいち電話を転送するより、
この方が素早い対応が可能になりますね。
また話題②への対策としては、「電話を受けた人がお問い合わせ内容
をメモに記録する」「電話を転送するときにはメモも一緒に渡す」「転
送を受けた人は、メモを見える所に貼る」ということが決まりました。
これなら、「対応忘れ(=解決までに時間がかかりすぎる)」という事
態を防ぐことができそうです。このように、「迅速にお問い合わせを解
決すること」という目的に合わせ、プロセスを洗練させていくことが
大切です(図
4)。
他にも、「インプット(プロセスに入ってくる入力情報)とアウト
プット(プロセスから出て行く出力情報)」「測定項目(問い合わせ数、 ...