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IT 部門が提供する IT サービスは常に事業部門にとって価値があり、
投資対効果の高いものでしょうか。必要があって投資したものであっ
ても、時間とともにその価値は下がっていくものです。また、新たに
必要となる
IT サービスも出てきます。
ですから、常にアンテナを立てておき、最適な
IT サービスの投資計
画を継続的に立案し続けることが大事です。これを「サービス・ポー
トフォリオ管理」と呼びます。
サービス・ポートフォリオとは、いわば「
IT 投資計画書」のような
ものだと考えればよいでしょう。
第
2 章の旅館のケーススタディでも、大女将が若女将のメアリーさ
んに、
3 年後、5 年後のサービスの案(サービス・ポートフォリオ)を
求めていましたね。
サービス・ポートフォリオ管理には、次のステップが必要です。
●定義し、分析する
戦略的に検討しているものも含め、自社が保有する全ての
IT サービ
スの概要をまとめます(図
16)。そして投資対効果を洗い出し、分析
します。
また、各々の分析だけではなく、全体を見て優先度をつけ、どれを
今後提供し、どれを廃止するかも吟味します。
●承認する(サービス・ポートフォリオ完成)
分析の結果を元に、今後提供する
IT サービスの予定をまとめます。
これが「サービス・ポートフォリオ」となります。サービス・ポート
フォリオは責任者が承認して、正式に確定します。
【サービスストラテジ(戦略)】
サ ー ビ ス・ポ ートフ ォリ オ 管 理
適切な投資で、必要な事業成果を満たすITサ ...