
130
Story
僕
「へぇ~。プロセスってこういうものを言うのかぁ。意外
と簡単ですね。細かくないというか」
神無月
「そう。プロセスは手順じゃないからね」
僕
「あと、誰が対応するのかは書かないんですね」
神無月
「良いところに気が付いたね。そう、『誰がするか』はいっ
たん置いておいて、
まずは『何をするか』をまとめ
るんだ
」
僕
「なるほど、それがプロセスをまとめるコツなんですね」
感心しきりの僕に、神無月さんが新たな質問を投げかけました。
神無月
「出雲君に聞くけど、このプロセス通りに動いていない同
僚や先輩はいるかな?」
僕
「この通りじゃない人なんているかなぁ」
神無月
「例えば君は、2つ目のステップで『自分で解決できそう』
かどうかを判断しているよね。みんな君と同じかな?」
僕
「あ、同僚の佐藤君は、電話に出ても自分では対応せずに、
先輩に電話を転送しています。簡単なことなら自分で対応
すればいいのに、と思ったことは何度かあるかも…」
神無月
「ふむふむ。佐藤君は、もしかすると善かれと思ってそう
しているのかもしれないね」
僕
「善かれと思って?」
神無月
「そう。未熟な自分が対応するよりも、詳しい先輩に転送
した方が早いし、間違いがない、と」
ITIL
どうす れ ば
もっと良くな る だ ろう ?