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キャパシティとは、簡単に言えば「大きさや容量」です。キャパシ
ティを確保し、最適なパフォーマンスを提供するために行われるのが
「キャパシティ管理」です。
キャパシティ管理では、ネットワークの帯域幅やサーバルームの広
さ、
IT 部門の人数など、サービスを構成するコンポーネントのキャパ
シティだけでなく、その結果としての「
IT サービスのパフォーマンス」
も管理しなければなりません(図
21)。例えば、毎日100件もの問い
合わせが来るサービスデスク(一次窓口)の担当者が
2 人だけだと、電
話がパンクしてしまい、パフォーマンスが悪いはずです。したがって、
人数を増やして最適なパフォーマンスになるように改善する必要があ
ります(コンポーネント・キャパシティ管理)。また、何人に増やせば
最適と言えるかは、顧客が最適と感じるサービスレベルに基づきます。
したがって、
SLA の交渉をしている際に確認を取ることになります(つ
まり、サービスレベル管理の活動と連携します)。「ずっと話し中では
困るので、せめて
2 〜 3 回かけ直したら電話に出て欲しい」とか「電
話でなくても、メールで受け答えしてくれてもいい」というような要
望を元に、そのためには何人ぐらいが必要かを割り出し、必要となる
コストを算出します。顧客がそのコストを支払ってよいと認めてくれ
れば、サービスデスク要員の増強を実施します(サービス・キャパシ
ティ管理)。さらに、もし仮に来年社員を
2 倍にする事業計画があると
すると、単純計算でも問い合わせは
200 件になりますので、そのため ...