
180
7 章 実用最小限の製品をどのように開発すべきか?
察など)を用いて、顧客から学ぶことを続けました。
「現在では、週末にコーヒーショップに行き、人々に
Bing Offers
を自由に操作し
てもらい、そのフィードバックを月曜日にオフィスに持ち帰って、数日以内に微調整
することができます。これは、大勢の設計アーキテクトが何年もかかって設計のレ
ビューをしてから、ようやく開発にゴーサインを出すような、ウォーターフォール式
の開発手法からの大きな変化です。それでもこれまでのところ、わたしは(
Microsoft
でリーン手法を採用することについて)支持を得ています。この手法を採用すること
で、多くを学べるようになり、仕事ももっと楽しくなりました」(シャヒーン)。
7.8.2
使用例
他社製品
MVP
では、競合他社のリソースを基礎的な道具にすることで、迅速な学
習と検証が可能になります。これによって投資すべき時間とリソースを減らせるだけ
でなく、競合についての詳細を学び、競合に対抗するための自社の利点を明らかにす
ることもできます。
他社製品
MVP
は、以下のような状況で効果的です。
•
競合他社によってすでに確立された市場に参入する場合。
•
流通の予測が困難なソリューション。
•
チームのエンジニアリングリソースが限られている場合。
7.9
MVP
を作成した後に、どうすれば良いか?
この章の冒頭では、最大の危険因子を明確化することの重要性について説明しまし
た。あなたが、流通や顧客価値、ビジネスモデル、機能性についてのもっとも差し ...