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6.4 どれくらいの数のインタビューが必要か?
バナー広告は読者に嫌がられるので、売上が上がるとしても掲載したくない
ことがわかっていました。そこでテキスト広告に切り替えました。パブリッ
シャーに嫌われては、広告主への広告メディアを提供できません。
市場の両側(パブリッシャーと広告主)の心情を理解することはきわめて重
要です。顧客が何を考えているかを絶えず把握しておくことは本当に重要で
す。わたしたちはパブリッシャーと広告主のニーズを満たすため、両者と会
話を絶やさずにイテレーションを続けています(イン)。
MVP
の作成のために必要な投資
本書の冒頭の「はじめに」で、
KISSmetrics
で
1
ヵ月かけて顧客開発インタビュー
を実施したことについて触れた際に、わたしは
50
回のインタビューを実施したと書
きました。顧客開発のインタビュー数としては、相当に多い部類です。
MVP
をサ
ポートするために、なぜこれだけの数のインタビューが必要だったかの理由を説明し
ましょう。
この
50
回のインタビューから生まれた
KISSmetrics
のベータ版は、厳密に言えば
顧客検証に向けた最初の一歩ではありませんでした。わたしたちには数百人もの顧客
がサインアップし、顧客個人や会社についての情報を入力してくれるプレローンチの
サイトがあったからです。検証が必要だったのは、顧客に関心があるかどうかではな
く、わたしたちのウェブ解析への取り組みが顧客にとって効果的で、差別化されたも
のになっているかどうかでした。
この製品には、顧客の体験はそれぞれ異なり、精度がきわめて重要なデータ駆動型 ...