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4 章 何を学習すべきか?
このように、開発者ではなく顧客の視点で課題を捉えることで、新しい
チャンスが生まれます。より多く売れるミルクセーキを作ろうとする観点だ
けだと、オプションの数には限界がありますが、「空腹」「退屈」「片手で扱
う」といった顧客の悩みを軽減する方法を見つけようとするアプローチなら
ば、多くのオプションが見つかるのです。
ミルクセーキ以外にスムージーやコーヒーシェイクなど製品の種類を増や
すのも良いでしょう。カップホルダーに収まり、片手で簡単に食べられるも
のなら何でも売ることができるはずです。通勤者向けのプリペイドカードを
発売し、事前に支払いをすることで、ドライブスルーをスムーズに通り抜け
られるサービスも提供できるでしょう(こうすれば顧客を「ロックイン(囲
い込み)」できます)。それと同時に、味や食感をちょこちょこ改善したり、
価格を下げたり、テレビ広告を打ったりすることが役に立たないことも明確
化されます。
4.3
何を聞くべきか
顧客開発の
5
つの基本的質問を最大限活用するためには、顧客から何を聞き出し
たいのかを知っておく必要があります。以下は見込み客と購入顧客を区別する客観的
要因と主観的要因です。
•
顧客の今日の行動はどのようなものか?(これによって顧客が明日、どのよ
うに行動するかを予測できる)。
•
顧客の行動や選択肢に影響を与える制約。
•
顧客のフラストレーションまたはモチベーションを高めるもの。
•
顧客はどのように意思決定し、お金を使い、製品に価値を見い出しているか。 ...