
21
21
2.1 演習 1:想定の明確化
図
2-1
これらの質問に答えるのに必要なのは時間と筆記用具だけ
2.1
演習
1
:想定の明確化
製品アイデアを形にするために多くの想定をしているはずです。顧客の考えや行
動、能力、意思決定の方法、製品の製造方法、必要な経営資源、事業パートナー、顧
客への製品の提示方法などについて「こうなっているはずだ」と考えていることがあ
るでしょう。
新しい事業を始める場合、既存顧客に新製品を売り込む場合、既存製品に新機能を
追加する場合、いろいろなケースが考えられますが、想定の精度を高めるためには相
応な時間が必要です。ベンチャーを立ち上げたばかりの時期には、材料が不足する分
だけ想定は粗くなるかもしれません。既存企業で働いている人は、想定の精度に自信
があるでしょう。いずれにしても後でそれを検証するためには、想定を明確にしてお
く必要があります。
2.1.1
位置について、用意、ドン!
ペンと付箋を用意し、タイマーを
10
分間にセットします。スタートボタンを押
し、顧客、製品、パートナーについての想定をすばやく書き出します。グループで演
習を行なっている場合(できればそうしてください)、最初の
10
分間はメンバー同
士で議論をせず、全員が黙って想定を書き出すことに集中します。正しい想定を書き
出すのではなく、言語化されていない想定を頭の中から引っ張り出して言葉にするこ
とに集中してください。
想定を書き出すヒントを紹介します。
想定は 何 か?
課題仮説は 何 か?
タ ー ゲ ット 顧 客 の