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A.1 顧客開発インタビュー全般で使える質問
解決されていない課題があるかもしれない
ある目的のために使い始めた製品やサービスが、別の目的のためにも便利そうだと
気づくことはよくあります。このため、顧客は製品の新たな価値にすっかり満足して
いながら、未解決の課題は残っている状況が生じることがあります。この場合には、
次のようなフォローアップの質問が効果的です。
当初は実現できると期待していたが、[ツール名]では実現できなかったこ
とは何かありますか?
A.1.5
どのくらいの頻度で______を行ないますか?
たとえば先月は何回行ないましたか?
この質問を使う状況
わたしは通常、顧客がタスクやルーチンに関する課題の解決のために製品/機能
に興味を示したときにこの質問をします。「どれくらい」という、くだけたスタ
イルで尋ねることで、身構えず率直に答えやすくなります。人は、出来事の発生
頻度を把握するのが上手ではありません。そのため、過去の一定の期間をこちら
から指定することで、正確な答えを引き出しやすくなります(この期間はあまり
長くしてはいけません。この例ではわたしは
1
ヵ月間の期間を用いています)。
頻度の枠組みで質問をすることで、顧客は、社会的にはあまり好ましいと思われ
ていない行動や、答えるのが恥ずかしいことについても話しやすくなります
†
。
学べること
ある状況の発生頻度をはっきりと尋ねることで、それが解決のための投資に値す
る重要な問題であるかどうかを判断しやすくなります。またこの質問は、優先
度についても暗黙に尋ねています。 ...