
フローは 時 間を含 む
これまでは、すべてがほぼ同時に起こるような個別のページに注目してきた。だがフロー
では、時間を横断して考える必要が出てくる。複数のページが順番に体験されるが、それ
らが同 時に表示されるわけではない。ユーザーはページをスクロールできるし、それぞれ の
ページには相互に影響し合う多くの要素が含まれる。しかしここでは、ユーザーが今後表
示されるページをどのように予 期 するか、そして直前の体験が今にどう影響するかを考慮し
なけれ ばならない 。
問題を診断するには、いつその症状が起こるのかを含めて考える必要がある! そして 再
び 問いたい:ユーザーは今この瞬間に 何 を 知 って い るか?
たとえ ば 、 送 料 が フォーム の ス テップ 2まで計算できないのであれば、それをユーザーに
伝えるべきだ。あるいは、送料が事前にわかっているなら、最初に伝えておくとよい。そう
すれば、追加料金を予想しながら進む必要がなくなるし、最後の価格が最初に見た価格
と違 っても怒 られ ることは な い 。 こ れ こそ が 、 時間がフロー体験に及ぼす影響だ。途中で
物事が変化するの である。
同様に、フローが長かったり、難しかったりする場合は特に、ユーザーの進捗を明示的
に伝えるべきだ。残りのステップ数や現在位置を示し、完了したステップにはチェックを入
れるなどして、進んでいる実感を与えよう。また、入力内容を失わずに戻って修正しやすく
するのも大切だ。「失敗して台無しになった」と感じさせるこ