調査も戦略もなければ、
意思決定はデタラメになる
残念な事実だが、多くの企業には本当に戦略と呼べるものが存在しない。競合他社と
まったく同じことを、 ほ ぼ 同じやり方で行いながら、なぜか 自 分たちのほうが 優れた結 果
を出せると期待している。大企業や、組織も人もずっと変わらないようなチームでは、自分
た ち が 会 社 に 対 してどう 貢 献して い る の か わ か らな い まま、 こ れ まで 通 り の ル ー チ ン を た だ
繰り返しているということもある。
先ほども述べたように、悲しいけど、これは現実。
とはいえ、戦略が弱い企業で働いていても、希望はまだある! 優れた調 査とVDPアプ
ローチがあれば、プロダクトチームの努力によって、会社を良い方向に導くことは十分可能
だ。自分が見たい変化を、自ら起こす。まさにそれだ。
しかし、最悪のケースは、明確な戦略がなく、かつプロダクトの意思決定がユーザー調
査やデータにも基づいていないという状態だ。そのようなプロダクトや企業は、まるで大海
原を漂う小 舟 のようなもので、 いずれ 競 合というサメに食 われてしまうだろう。
もしあなたがそのような環境で働いているなら、選択肢は2つ。1つ は 、状 況 を 立 て 直 し 、
チーム に 調 査を 始 めさせ 、 VDPアプローチに 基 づ いた 適 切 なロードマップを計 画 すること。
もう 1つは、別の場所で働くことだ。
大変だって? そう。でも不可能ではない!
戦 略も調 査もないままでは 、プロダクトや サービスをつくっているとは 言えない 。それ はた
だ 、 給 料 をもらい な がら 忙しい フリをしてい るだ け だ 。 もっとも、 そ れで 良 い の で あ れ ば 、
今の職場 ...