プ ロ の ヒント: まず は ユ ー ザ ー が 安 心 して
参加できる環境づくりを
ユーザーテストでは、 つい 自 分たちが 得たい情報に意識が向きがちだが、テ ストそ の も
のの体験にも配慮することが重要だ。
ユーザーはたとえ楽しいと感じていても、一方で緊張したり、自分の行動が評価されて
いるのではないかと不安になったり、失敗を恐れたりしている可能性もある。皮肉なことに、
私たちはその失敗こそが貴重な情報源であると考えているにもかかわらず、ユーザーがそ
れを見せることにためらいを感じる場合があるのだ。
そこで、次のように伝えることが大事になる。あなたをテ ストして い る の で は なく、 あなた
がプロダクトをテストしている。私はその結果を記録する役割。希望する場合は、プライバ
シー保護の観点から匿名対応も可能。社内においても、氏名や顔写真を含む個人情報
は 共 有 することは ない 。また、もし自 分 が その プロダクトの デ ザイナーでなけれ ば( たとえ
デ ザ イ ナ ー だ っ た と し て も )、 こ う 伝 え る と よ い だ ろ う 。「 私 に 気 を 使 わ な い で ほ し い 。 私 が
デザインしたわけではないから」あるいは「私の仕事は問題を見つけることなので、もし何
か が わかりづらかったり使 い にくかったりしたら、 それ は むしろ良 いことだ 」と。
「失敗したらどうしよう」というユーザーの不安を取り除くことが、より良い洞察につなが
る。
34. ユーザーと働く