大規模チームでのUX
他のUXデザイナーとの協働や、大規模組織での業務についてはすでに述べてきた。
ここではもう少し踏み込んで、さまざまな役割のメンバーがいる大規模なプロダクトチームな
どで働くときのアドバイスを紹介しよう。それは、あの分野といえばこの人と思わせること
だ。
どんな立場であっても、業務の中で自分が特に関心を持てる領域はあるものだ。たとえ
ば、分析が得意、ユーザーリサーチに情熱を持っている、あるいはステークホルダーとの
折衝を好む(ちょっと変わり者)など。どんな分野であれ、それが自分の得意分野だ! と
チーム全体に認識してもらうことが大切だ(もしあなたが若手なら、いろいろ挑戦するのが
得意、でも十分!)。
大規模なチームにおいては、自分の存在価値を明確に示すことが重要だ。つまり、周
りの人全員にあなたがどういう人かを知ってもらうということ。私がある職場にいたときには、
「すべてを計 測するデ ザイナー 」と呼 ば れていた。そのおか げ で、 A/Bテストに関わる仕 事
は自然と私のところに集まってきた。私はその仕事が大好きだった! チームにA/Bテ スト
や分析に関心のある人がいなければ、こうした仕事は誰かに適当に振り分けられ、結果
として あ まりうまく進 ま な か っ た か もし れ な い 。
31. 異 なるタイ プ の 会 社 で 働 くと いうこ と