資 料 に よるコミュニ ケ ー ション に つ い て の
簡単な補足
個人的には、実際の企業では、あまりにも多くのデザイン資料が作成されすぎている。
しかも、企業の規模が大きくなるほど、その傾向は悪化している。多くの資料は一度も見
られないか、せいぜい一度か二度目を通されるだけだろう。本当に重要な資料はごくわ
ず かしか なく、しか もそういったもの に 限 って 、 誰もつくって い な い ことが 多 い の だ 。
優れた資料とは、単によくつくられているだけでなく、チームの結束を高め、多くの人々
の仕事の方向性を一致させるために使えるものだ。壁に貼られ、同僚たちと一緒に検討
できるカスタマージャーニーマップやストーリーボードには価値がある。つくって、活用しよう。
どこまで 詳しく書くか、 何 を強 調 するか は 、 あくまで 読者が何を理解し、学ぶ必要がある
かに基づいて選ぼう。私は、UXに関わる資料について、文脈を無視して語られることに
少し違和感を覚える。それは、あたかもUXの仕事が資料をつくることであるかのように思
わせてしまうからだ。そうではない。あなたの仕事は、ユーザー価値とビジネス価値を生
み 出 すことな の だ 。
その価値こそ 資 料 に 残 そう。
さて、同僚との関係についても少し触れていこう……。