
価値・診断・確率の三位一体
3つの方法を一緒に用いることで、UXは会社全体に目に見える成果・進展をもたらす。
価値は「動かす」のパートだ。見てくれがよくなくても、完璧でなくても、完成してなくて
も構わない。ユーザーが抱える問題をビジネスに貢献するやり方で解決すればいい。ユー
ザ ーとビ ジネス 、 2 つのことを同時に実現する。逆に、それ以外は何もいらない。
価値が生まれる瞬間に焦点を当てよう。購入、ダウンロード、利用開始。プロダクトの
機能、クッキーのレシピ、あるいは会社そのものをゼロからつくり上げ、価値を生み出す。
そうすることで 初 め て 、 動き始める。
「 整 える 」に は 、 診断型デザインが必要だ。決定的瞬間から逆算し、終わりから始まり
まで の 各 ステップ を 診 断 する 。 各 ステップ をユー ザ ーにとってわ かりや す い もの に する 。 UX
の仕事の大半は診断だ。データ分析や昔ながらのUXリサ ーチ、 あ る い は 、クッキー の 試
作 品 づ くり を 行 う 。
価値がつくられていて、うまく動く解決策は大概、成長を始める。そのときは、確率を
考慮した最適化が必要だ。
ユーザーが多ければ多いほど、確率が重要な役割を果たす。100 万人の誤ったファイ
ル削除を防ぐのは大きな改善だ。5000 万ドルの売上を2%増加させれば 100 万ドル の 増
加 になる。 ECサイトを動くものにしたり、プロダクトを整えるのは確率の役割ではないが、
確率は実にうまく総売上を伸ばせ