
当事者意識を持ってデザインする
本書の最後に伝えたいのは、「ただ仕事に行って給料をもらうだけ」の真逆を目指して
ほしい 、 ということだ 。
私自身がキャリアの中で最も良い成果を出せたのは、責任だけ与えられて、上司がし
ばらく私を放っておいてくれた時期だった。そうしたとき、私が進めた仕事は、もはや当初
の 目 標 を超 えてしまってい た の だ 。
戦略がないなら、自分で立てよう。調査が行われていないなら、始めてみよう。そして、
もしそれが「許可されていない」としても、やれる方法を見つけよう。同僚を数人巻き込む
のも良 い だろう! 昔 はこうした動きを「スカンクワーク」
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プ ロ ジ ェクトと 呼 ん で い た 。 会 社
を危機に陥れるようなリスクは避けるべきだが、創造的なリスクを取 っ て い こ う!
許可を待たずにプロトタイプをつくり、ユーザーとは機会があるごとに会話をしよう。大
胆な提案を恐れず、価値ある問題を世界で初めて解決するために前向きに挑戦しよう。ま
るでこの会社はあなたなしでは存続できないというような態度で。残り時間はわずかだ!
ここ 10 年くらい、「うまくいくまで、うまくいっているふりをする」という姿勢が、本当に何
かをつくること以上に重視される風潮が広がってきた。私はこれをデザインごっこと呼んで
い る 。何 も 成 果 を 生 まな い ワ ークショップ 、LinkedIn映えを狙ったハッカソンや社内プロジェ
クト、 8 語もあるが中身のない肩書き、そうした例はいくらで