
サイトが大きければ、構造は特に重要になる
構造は兎 にも角 にも非常に重要だ。意識的にデザインを管理しなければ、サービスが
膨大になればなるほど、構造はとっ散らかっていく。「鳥の目」で細かな変更のどれもが
正しい方向に向かっているかを確認する必要がある。
ここで私が「膨大」といっているのは、ページ数やパーツの数のことだ。今まで見てきた
ようなシンプルな構造がもっと巨大になった場合を想像してみよう。数千もの記事のある超
大 き い コ ン テ ン ツ の サ イト、 Amazonの ような 化け物級のECサ イト、 あ る い は Staples
やWalmartのような複雑怪奇な品揃え、といった具合だ。
シンプルなときにうまくいっていたことをただただ増やすだけだと、 見て回るの に 1 日がか
り、誰も脱出できないメニューの迷宮のサービスができあがる。事実、初期のGoogleが
ポータルを打ち負かした理由がこれだ。ポータルがカテゴリ別にいくつものサイトの一覧を
つ くっ て い る 間 、 Googleは す べ て の サ イトを ラ ン ク 付 け し 検 索 で きる た っ た 1 つの一覧をつ
くった。規模拡大の中で、小さなインターネットのときにうまくいったやり方は劣悪なUXに
なってしまった 。
こ の ようなときこそ 、 価値だ け で なく診断と確率に 目 を 向 ける べ きタイミング だ 。
1990年代の
Google検索の構造
15. 複雑な構造