診断:
ユーザーが決断するために他に何が必要か?
マッチングの中心となる取引は、常にマーケットプレイスで最も重要な部分だが、そこだ
け注目していればよいわけではない。もしTinderに画像がなかったらどうだろう。画像な
しで相手を見つけるのも技術的には可能かもしれないが、あまりうまくいかなかっただろう。
人は視覚的な動物なのだ。
同様に、Upworkでは、プロフィールの説明だけに基づいてフリーランサーを選択する
ことを技術的に止めるものは何もない。しかし、実生活の中で決断を下すには、買い手
が信頼を築き、(重要なことだが)マッチしそうな人々とコミュニケーションを取るのを助ける
機能が必要だ。だからこそ、UpworkのUIは、純粋に機能的な採用のためのHRツー
ルとい うよりは 、検 索 や チャットツ ー ル の ように 見 える の だ( 考 えて み れ ば 、ほ とんど ソーシャ
ル ネ ッ ト ワ ー ク だ ! )。
5 年くらいの時間軸で見ると、中核となるビジネスモデルがうまく機能するようになったら、
その後のデザイン作業のほとんどは、ビジネスモデルそのものではなくその周辺に対して
行われる。支払いオプション、リスト作成機能、高度なファイル・アップローダー、フィルタ
機能、多様なユーザー権限機能など。これらが、ユーザーがマーケットプレイスを利用す
る理由そのものになることはほとんどないが、マーケットプレイスはこれらの機能がなけれ
ば 成 長しない だろう。
19. マーケットプレイス