成 長 の ため の デ ザイン
VS
収 益 の ため の デ ザイン
本書では一貫して、あなたの会社が(少なくとも最終的には)利益を上げることを目指し
ていると仮定してきた。しかし、驚くかもしれないが、利 益 を気 にしない 会社も存在するの
だ!
何 だって?! ちょっと 待 って … … そ ん なことある? た だ 、 シリコン バ レー の 住 民 で あ れ
ば わ かってくれ るか もしれ な い 。 実 際 、 投資家からより多くの資金を得るための最善策が、
とにかくできる限り早く、できる限り大きく成長すること、たとえそれが銀行の金庫で放火魔
のようにお金を燃やすことを意味するとしても、という場合があるのだ。
プロセスを収益で は なく成長に合わせて調整するには、コストの要素を計算から外し、
「価値」の定義を中心とするユーザー獲得メカニズムに限定することで実現できる。
もう少し説明しよう。「ユーザー獲得」とは、新しいユーザーや顧客を得る方法のこと。
多くの場合、ユーザーを増やすための主要なメカニズムは1つか、せいぜい数個しかない。
たとえば、ソーシャルネットワークには「友達を招待する」機能がよく見られる。ビジネス向
けソフトウェアでは、アカウントに他のユーザーを招待・追加できる機能がある。あるいは、
大規模な広告と優れた登録フォームだけ、という場合もある!
あらゆる活動の中心は、ユーザー獲得メカニズムおよびそれを補完する必須機能に置く
べきだ。実際に成長規模が大きくなればなるほど、そのメカニズム以外にも注意を広げら
れ るように なる 。
たとえば Uberは、いまだに利益を上げてはいない。しかし、世界中で数億人の顧客
が料金を支払い、そのサービスを愛用している。同社は、ドライバーと